ライトの色にこだわってみる 2/2

では新米魔女のコスプレ少女は一旦脇に置いといて、SS撮影時の
ライトの色設定についてのお話から始めましょう。

私たちが日常的に接する光の種類で代表的な物を挙げるなら、屋外であれば

① 日光
② 夕陽(朝日)
③ 月光


でしょう。また屋内であれば

④ 蛍光灯(昼白色)
⑤ 蛍光灯(昼光色)
⑥ 白熱球(電球)


などでしょうか。他にも光源の種類を挙げればキリがないですが、まずは
この6種類ついては、どんな風に設定すればそれらしい光の色が出せるのか
考察してみましょう。
※繰り返しになりますが、ユーザーそれぞれでモニターの種類も設定も違う為、
必ずしも私の再現した色合いが皆さんのPC環境で再現されるとは限りません。
あくまで参考値として、ご自分の環境に合った色設定を各自で模索して下さい。

まず①の日光は省略。デフォルトで十分です。
②の夕陽(朝日)は、私のモニター環境ですと、おおよそ
R(レッド) = 1.0
G(グリーン)= 0.7
B(ブルー) = 0.6

辺りがそれっぽく見えます。

では今日は上杉ちゃん2号(モドキじゃ可哀そうなので改名)にご登場頂き、
SSでどんな感じかを確認してみましょう。
今日はいつものチェック柄シャツを脱いで白Tでモデルになって貰います。

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如何でしょう。
また画像でご覧の通り、色調整に加えてほんの少しブルームを加えてやると、
さらに夕陽感が増します。感覚的にはブルーム無しは普通の夕方、ブルーム有り
だと、今まさに地平線に陽が落ちる時間帯という印象差があります。
焚火やキャンプファイアーの光も、ブルーム有りの方がしっくり来そうです。

尚、夕陽を活かしたSS作りの際に是非とも留意して頂きたい点が一つ。
昼間の太陽の光は頭上から降り注ぎますが、夕陽は日中よりずっと低い位置から
光が当たります。

e0370811_00531106.jpg

写真上側は違いを感じやすいよう、故意に頭上からライトを当てています。
下側はライトが地平線やや上側から当たるように調整したもの。
見比べれば一目瞭然、下の写真の方が圧倒的に自然な夕陽の情景に近く
見えますよね。焚火なんかは、夕陽よりさらに下側からライトを当てないと
それらしく見えません。夕陽はライトの高さに注意です。

では続いて③の月光。
R=0.7
G=1.0
B=1.0

辺りの設定でどうでしょう。

e0370811_01172726.jpg

月光や次に紹介する屋内照明のライテイングで一番注意すべきは光量でしょう。
明るくし過ぎると別の光に見えてしまいます。
また、月光の再現に関してはちょっとした裏技もあります。
実はWindows10なら標準で付いてくる画像ビュワー「ウインドウズ・フォト」
の編集タブを押して出てくる補正機能で「Arctic」というフィルターを通せば、
ごく普通のライトで撮ってしまった夜の場面のSSも、あっという間に月光モード
写真に変わります。(明らかに昼間の写真は無理ですよ)
もし皆さんのお手元にそういうSSがあればお試しあれ。

では最後に3つまとめて紹介します。ハッキリ言ってコレ、違いは微妙です。
白熱球と夕陽の違いも、昼白色と昼光色、それらと月光との違いも「気のせい?」
ってぐらいの微妙な差です。まぁでも一応苦心して値を探ってみたので...。
ちなみに蛍光灯の昼白色は、皆さんがお家の電気で使ってるアレ。昼光色はそれより
もう少し青み掛かった色の蛍光灯です。

e0370811_01581740.jpg

まぁこの辺はノリでやった面もありますので、数値などに興味のある方が
もし居られれば、写真を拡大して見るなりなんなりでお願いします。

昼白色の蛍光灯は、そもそもが日光のような色合いを蛍光灯で再現する為に
作られた物ですから日光と似ていて当然です。一方、昼光色の方は色味よりも
明るさを優先しています。これは街中の街灯やオフィスの廊下の電気なんかに
よく使われてますので、拘る方は再現してみるのも良いかも知れません。
白熱球はハッキリ言って色どうこうよりも見せ方で決まります。
先ほどの夕陽とは正反対に、頭上付近から強めに光を当ててやればそれだけで
それっぽく見えてしまいます。でもブルームは掛けない方がいいかもです。


さて、各種光源の色味の再生実験、如何でしたでしょうか。
要するに光の色とその当て方を意識して調節すれば、色んな光源が再現出来る
という事ですね。
では、最後に月光の下の真琴ちゃん(その他色々修正版)をどうぞ。

e0370811_03164709.jpg

もちろんこれで完成なんて少しも思ってないです。
右手はむしろ見えなくてもいい位なのに変にライト当たってるし、
腰の辺りの光も月明かりが湖面に反射してるとこじつけてもまだ明る過ぎる。
膝と足首に出来たライティングによる変色、背景と同化し過ぎている黒髪etc..
まぁでも箒の柄に当たった月光の反射は気に入ってますかね。


という訳で何はともあれ、今日の記事が皆さんの楽しいハニセレライフに、
少しでも何かのお役に立てれば幸いです。


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by moriguchi01 | 2017-01-31 03:32 | 撮影テクニック | Trackback | Comments(0)