9月19日 R系(10)コスプレ同好会編④

皆さん、今晩は!
連日ハニ友の皆さんと楽しく交流させて頂いているツイッター。
何とか操作などにも慣れて来たので、昨日やっと鍵を外しました。
拝見して、自分がいいな!と感じたSSにはドンドンとイイネ!を
させて頂きたいと思います(そもそもそれが目的)ので、
ツイアカをお持ちのハニ友の皆さん、何卒宜しくお願い致します。

では早くも連載4回目に入ったコスプレ編。残す更新はあと2回
の予定。これを終わらせないと、ラティオ時空に秋が来ませんw


・前回までのあらすじ
─ コスプレ同好会の撮影見学も、いよいよ午後へ突入。
残す面談相手は、同好会副部長と梅沢先生を残すのみと
なったが...



e0370811_17433460.jpg「ゴメンね、待たせて。急いで着替えて来たから。」
「あ、いや大丈夫。」
「それより早く。面白い物が見られるわよ?」
「???」「良いから、ねっ、早く付いて来て!」
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「川嶋さん、魅惑の変身よ?楽しみね。」                    「どう千草、行けそう?」
「えっ、まあ...。(女子の眼鏡キャラって誰が居たっけ?)」           「タカミー。...完全に盲点だったわ。私たちの
                                        情報収集網も、今後更に見直す必要が有りそうね。」

e0370811_15385160.jpg「おぉー、何か様になってるじゃないっ!?」
「衣装もウイッグも有り合わせだけど、それで
 此処まで持って来れれば御の字よ!」
「えぇーっ、これ川嶋さんなの!?」
e0370811_16243117.jpg「へへ~ん、どうよ!? アタシのメイクマジック!
 因みに、今回は真山先輩の舞台メイクも参考にして
 みたのよ?」「私は別に...じっとして?」
「私は初めて見るけど、大した物だわ。千草が手放し
 で貴方を褒めるのも納得ね。」「ふわぁ~っ!!」
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「これが...ワタシ?」

e0370811_19000213.jpg「どう、寄りは撮れそう?」「まぁ、バストまでかな?」
「寄り?バスト?」
「あぁ、寄りって言うのは近づいて撮る事よ。バストはバスト・
 ショットの略で、胸から上辺りまでを撮る事。キャラに似せる
 為に無理めなメイクをしている場合にはね、余りアップでは
 撮れないのよ。」「へぇ~。」
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「私のコメカミの所、見て?」「あっ、何かシールというか、           「彼女の場合、今回はそれに加えて眉毛も一旦全部
 テープが貼ってあるのかな、コレ?」                      塗りつぶした上で新たに描いてるの。もちろん
「そう。切れ長の眼や、吊り上がった目尻を作りたい時には、            ホクロも付けボクロよ。どうしてもクイーン役で
 こうやって専用のテープで目尻を固定するのよ。」                適役が見つからなかったから、無理して貰ってるの。」

e0370811_23053109.jpg「へぇ~。」
「まぁ、それ位キャラに似てる人を探すのは難しいって事よ。」

「ごめんなさいね、予定より5分遅れたわ。」
e0370811_00153037.jpg「じゃあ皆さん、監督の梅沢先生も戻られた事ですし、
 お喋りはこれ位にして、さっきのカルタアクションの
 練習を再開しましょう。」
「凛さん?私たちは向こうの部屋へ。」「あっ、うん。」

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「...さてと。じゃあ、ここまで見学して来て、色々質問したい           「えと...皆さん自分の写真を撮られる事とか、それを
 事もあるんじゃないかしら?先ずはそこから始めましょうか。           たくさんの見ず知らずの人に見られる事に対して、
 コスプレ同好会副会長として、責任を持ってお答えするわ。」           抵抗感というのは無いのかなって。」

e0370811_20445222.jpg「そうね、自分の写真を撮られる事に対しての考え方って、
 本当に人それぞれだから一概には言えないわ。まず私の
 場合を答えても構わないかしら?」「是非。」
「私の場合、まず“自分の写真”だとは思って無いの。」
「えっと?」「つまりね、写真に撮られるのは、飽く迄も
 自分が扮しているキャラな訳よ。今回ならば撮られている
 のはクイーンであって、私そのものじゃない。そういう
 認識だから耐えられる。私だって素の私を撮りたいって
 もし誰かに言われたら、絶対に躊躇すると思うわ。」
「...なるほど。」
e0370811_20594940.jpg「コスプレを理解しない人にとっては、自分の写真を衆目に
 晒す行為を自己顕示欲だと言う人も居る。そして、確かに
 そういう傾向、つまりキャラよりも、コスプレをしている
 自分をより見て欲しいと思っている人だって居るのかも
 知れない。でも、それこそ人それぞれで構わないんだと、
 私も会長もそう思ってるわ。」「そうなんだ...。」
「結果的に満足の行く写真が撮れさえすれば、協力をして
 くれる人たちそれぞれに、それぞれの思惑が有って全然
 構わないのよ。」
e0370811_00170446.jpg「例えば江崎君。多分彼自身の口から聞いていると思うけど、
 彼もコスプレというよりも、早瀬千草という人物に興味が
 あって同好会に居る。」
「そう言えば、江崎君お昼ご飯の時一緒じゃなかったけど?」
「彼は先祖が名家の家老の血筋。今はその精神を現代の秘書
 や執事職の人たちに伝えてるの。殿様と家来が一緒のテーブル
 で食事に着くなんて事は有り得ないと言って、最初の頃は同じ
 テーブルに着くどころか、千草と同じ食事を摂る事すらも固辞
 してたのよ?」「ひゃーっ!? 」
e0370811_01462988.jpg「結局二人で協議して、同じ席で食事しないという所で妥協
 したという訳。彼は彼のお父様や御爺様から、齢十六からは
 自ら将来人の上に立つであろう人間を見定め、その傍に付き
 従えという下命を受けてるの。そして彼自身も、その命に
 納得した上で今、早瀬千草という人間に付き従ってる。
 何も知らない人や、千草を疎ましく思う人に、“早瀬さんは
 手下に男を置いてこき使ってる”とか言われてるそうだけど、
 実際は逆で、江崎君が千草に頼み込んで傍に居るの。
 千草自身も、そういう悪い噂が立つ事を承知の上で、江崎君
 を傍に置いてる。」
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「真山さんもそう。今あの人の所属する演劇部は大きな問題を
 抱えてる。まる学の演劇部は、これまでコンクールでも大きな
 賞を取った事の無い、お世辞にも優秀なクラブとは言えなかった。
 そこに彗星の様に現れたのが、当時一年生だった真山先輩よ。
 真山さんの才能と頑張りに引っ張られる様に、やる気のある部員
 らは、彼女と共にコンクールで受賞を目指せる様な部活にしよう
 と息巻いた。」
e0370811_03120871.jpg「けれど、それが面白くない上級生の一部が相次いで退部。
 人手不足になった演劇部は、今年の新一年生の入部に
 賭けたのだけれど、入って来た新入部員の大半が、謂わば
 “真山さんの追っかけ”だったの。
 ...皮肉なモノね、凛さんも原作を知っているなら分かる
 でしょう?カルタ部に一年生が大量に入部希望で見学に
 来たけれど─ 」「残ったのは僅か数人でした...。」
「そう、同じなのよ。」
e0370811_04140646.jpg「追っかけと言えば、今日手伝いに来て下さってる大木さん。
 あの人も、実は真山さんのファンなの。」
「えっ、そうなんですか!?」
「そう。去年偶々友人と訪れたまる学文化祭で、真山さんの
 お芝居を見て、そこから大ファンになったそうよ。
 今回大木さんがコスプレをしてくれる事になったのも、
 真山さんが私たちコスプレ同好会を手伝ってくれてる事が
 そもそもの切欠なの。」
e0370811_05070970.jpg「へぇ~っ。それはアタシも知らなかったわ。」
「え、あっ、ちょっと!幾ら何でも盗み聞きは良くないわよ?」
「挟上さん。」「いやアタシ暇で、お手洗いに行ったんだけど、
 そしたら声が聞こえたもんで、つい。...えへへ。」
「暇って...あっ。」「そう。急に川嶋さんが参戦したもんだから、
 アタシが練習に付き合う必要が無くなっちゃって。凛ちゃん、
 入らせて貰ってもイイかな?」「良いよ、どうぞどうぞ!」
e0370811_10515087.jpg「って、何でアナタがそっちへ行くのよ?」
「良いの良いの、気にしない。座椅子の方が楽じゃん?何か
 ひっくり返ってるけど。そうかぁ、大木さん何気にお昼も
 シッカリ真山先輩の横をキープしてたもんなぁ。」
「別に世間話や噂話に現を抜かしてた訳じゃないのよ?」
「分かってるって、副会長殿!」「ふふふ。」
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「良いの、アッキー居ても?」「さっき友達になったもんね?」
「挟上さんは、何か私の親友に似てるんです、明るい所とか。」
「アッキーとかアキちゃんで良いよ?さっき言ったじゃん。」
「それにアッキーは、私の親友より賢くて物知りっぽいです。」
「あら、もう友達に...ならまぁ良いか。」

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「そう言えば、梅沢先生もお昼に居なかったけど?」               「梅沢先生は、ただ私たちの校外活動を監督してるだけ
「あぁ、まーアレは仕方無しだねぇ。」                      では無く、今後同好会が正式な部活動に昇格出来るか
「先生は食事は自前よ、いつもね。」                       どうかの審査官も兼ねてるのよ。そういう立場の人が、
「へぇ~。」                                  審査される側の私たちから食事などの供与を受けたら
                                        どうなると思う?」「あっ...。」

e0370811_15584709.jpg「まぁ正直、そんな事誰も気にしないし、余計な事を喋る
 様な人も居ないんだけどね。でも梅沢先生、真面目だから
 自分自身がまずそういう不正を許せないのよ。」「はー。」
「でも、気を遣ってお菓子位なら頂いてくれるの。だから、
 同好会の集まりでは、いつも最上級の御菓子を用意して
 いるの。梅沢先生の御恩に対する、せめてもの報いにね。
 ...と言うか、何の話してたんだっけ?」
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「ちょっと、そこの名前分からない彼女!?」                     (ギクッ)
「はっ?へっ!?」                                 「例え目的がそうであっても、そんなに無理をすれば 
「どうも貴方だけ動きに無駄が多いわね?良くは分からない               体が脂肪を燃やし始める前に、気力も体力も尽きて
 けれど、敢えて言うなら...そうね、体を遮二無二動かして、               しまうわよ?」
 体脂肪を燃やそうとしてるみたい。」                       「え、えっ...では、どうすれば?」


「えと、皆色々と目的があって集まってる...みたいな?」              「まぁそうね。写真だけやってたら分からない様な事も 
「あ、そうそう、そうだったわね。そういう点で言えば、               一杯学んだ。メイクやモデルとのコミュニケーション
 凜さんの隣の通称“閃光のハサウエ”も同じよ。ねっ?」               の方法、あとは...」

e0370811_20491794.jpg「見た所、根本的に体が硬そうね貴方?良いわ、じゃあまず
 ストレッチから始めましょう。無理の無い負荷の運動を
 一定時間続ける事が、運動における脂肪燃焼の秘訣よ?」
(体脂肪の効率的燃焼方法...。こ、これは神の福音なのか、
 それとも悪魔の囁きか?)
                                        
「ところでアッキー、何で“閃光”なの?」
「他人のお菓子を盗み取る速さが─ 」
「ちっがーう!! アタシ、ストロボを使った写真も好きなの。
 だから閃光。」「ふぅん。」
e0370811_21303369.jpg「まぁ回りくどい言い方になってしまったけれど、私が言いたい
 のはね、凛さん。貴方にとって、もしメリットが有るのなら、
 是非今回の誘いを受けて欲しいと言う事。」「メリット?」
「そう。江崎君、真山さん、大木さん、そしてアッキー。みんな
 ボランティアとか、そういう高尚な理由で参加してる訳じゃない。
 同好会と自分が関わる事によって、それぞれに得る物があるから
 こそ手伝ってくれているの。」「そうそう!」
e0370811_13560754.jpg「まぁとにかく、後は梅沢先生から聞いて貰えれば何でも
 分かると思うわ。この同好会の成り立ちや、今までの経緯
 なんかも全部ね。」「...うん、分かった。」

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「私のコスプレ同好会副会長としての意見とアドバイスは以上よ。
 それ以外にも1つ、凛さんには千草の友人として感謝してる。」
「へっ!? 」「貴方が今日ここに、私たちの古い、そして大切な
 友人を連れて来てくれたから。」
「???」「...ふふっ。ゴメンね、コッチの話よ。」

e0370811_00464666.jpg(うひょーっ!今日はタカミー、アタシ好みのスゲェ
 良いExpressionばかりするねぇ。決めた!アタシ
 今日はこの後もうずっとカメラ持ってよっと!! )

─ その頃、川嶋さんは ─
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(そ、想像を絶する体の硬さ...)                       「あらゆるスポーツにおいて、体の硬さは即怪我に繋がる!
                                       徹底的に行くわよっ!! 」
                                                    ─ 地獄を見ていました



─ 以下、次回に続きます ─

そういう訳で、今回もブレ加工自体は少なめですが、
その分今迄試行錯誤して来た、効果的なブレ加工の選択にも
力を入れ始めています。つまりそれぞれの場面や動きの質に
拠って、色んなブレ加工の中から一番合いそうな方法を選ぶ
という事ですね。もちろんまだ完全に納得できる様な加工が
出来た訳では無いのですが、あと2回の更新では、そういう
点にも気を配って行きたいなと思います。

で、今回はまぁまぁ自分でもお気に入りに入れても良いかな
という1枚が撮れましたので久しぶりに自選ベストです。
ブレ加工では無いですが、GIMPのレイヤーを駆使して、
高宮さんのモノローグ的なセリフに合わせた1枚になります。

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高宮さんの眼(瞳)には、私が好きな表現の1つである、
「瞳にピンポイントのスポット光」を入れています。また背後の
早瀬さんは目を26番にして、こちらも瞳にハイライトが入る様
ライティングをしています。
こうしたピンナップに於ける瞳へのハイライトは、とても効果の
高い表現です。皆様も是非“ここぞ!”という時に瞳にハイライト
を使って見て下さい。


今日の更新は此処までです。
次回はまた5~一週間後辺りを予定しています。
それでは皆様、良いハニセレライフを。


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by moriguchi01 | 2017-09-19 18:02 | SS公開 | Trackback | Comments(0)