HSSNA照明基本講座 ⑥メインの役割

皆さん今晩は!
プレホスタジオ(略称:ぷす)の出来が余りにアレな為、ツイッター
では一時阿鼻叫喚、怨嗟の嵐が吹き荒れました。新参の私にはまだ
ピンと来ませんが、昔からのイリュファンの皆さんも相当お怒りの
様子なので、やっぱり今回は「これ、アカンやつや」なんでしょうね。

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扉絵は去年ツイに上げた物です。今年の冬は寒いですが、それでも何だ
かんだで直ぐに暖かくなりますので、季節物は早めに上げとかないとw

まぁぷすに関しては、元々急いで引っ越しするつもりも無かったので、
ハニセレを弄る合間にボチボチ遊んでみつつ、ハニセレには出来ない
ぷすだけに出来る何かが、有るのか無いのか?を、時間を掛けて探って
行けたら良いなぁとは思っております。

では第六回の講座、始めまーす!


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「この度は失礼して、誠に申し訳ありませんでしたっ!」             「...だ、そうだ。」「あの...ベータさん? 結局今回の件は─ 」
「...と言ってるが、どうだ、悠稀ちゃん?」                   「うむ、実はあの後まひるちゃんに色々調べて貰って、漸く
「まぁそうね、つべこべ言い訳せず、真っ直ぐ謝罪した事                分かったのだが、どうやら女性カメアシを選択する際、その
 は評価しないと。...私もやり過ぎたわ、御免なさい。」              内面設定がランダムになっていたようで、性格の“奔放”という
                                          のはまぁ良いんだが、相性設定が最悪でな。」「ん?」


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悠稀ちゃんはメインユーザー、つまり私以外の者と“嫌悪”            「という事で、済まないが悠稀ちゃんにはここで退場して頂き、 
 の状態で接する変な設定になっていたのだ。」「あー。」               別のカメアシにバトンタッチして貰う。あとまひるちゃんも   
「カメアシAIとの相性は再設定出来るのだが、その為には              配布主のリリス氏から“メンテナンス”とかで招集が掛かった
 一旦ログアウトが必要。だがそうすると、前のゴンダ君を             そうで、残念だがここでお別れだ。」「なるほど。」
 含め、これまでの会話の記録・記憶がリセットになる。」            「とにかく今悠稀ちゃん経由で、運営にアンタのアカ停止措置
「...むぅ、それは講座を続ける上で相当な痛手ですなぁ。」             の解除申請をしてるんで、もう暫く待ってくれ。」


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「いや、その事なんやが、コッチも急に用事が出来て...。」            「いやぁしかし、そのカメアシを適当な設定で呼び出した奴の
「来れないのか?」「まぁワシがそっちへ行っても、余り              お蔭で、踏んだり蹴ったりやったな今回。誰の仕業やねん!! 」
 役に立たん事も分かったんで、替わりに蕎麦屋君とは別の            「...覚えて無いのか?呼んだのはアンタ自身だ。」
 助っ人をそちらに寄こすから。」「...そうか。」                「えっ!? じゃあ...」「そう、自業自得!! 」



と言う事で、今回からまた新しいアシスタントとモデルさんを迎え、
引き続きライティングの基本を、皆さんと共に勉強して行きたいと
思います。
今回の話題は、ズバリ「メインライト」です。暫くなかった資料用の
SDも今回配布しますので、是非参考にして下さい。
では早速...いやその前に、先ずは新しいアシスタントさんの紹介から
でしたね。

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「それじゃ、私はさっきの娘にチェンジするね? 容姿や性格            「お待たせしました。カメラアシスタントAIが、悠稀さんから
 が変わっても、ログアウトまで記憶は引き継がれるから。」             やすえに替わりました。性格は従順、巨匠との相性度は良好、
「私はこれで失礼します。次にお逢いする時は、今よりもっと             現在の沼指数は85となっています。」  
 立派なメカっ娘になってますから!」「おぅ、頑張れっ!」            「何、その沼指数って?...まぁ良い、とにかく宜しく頼む。」



では本題始めます。
皆さんはキャラをメインライトで照らす時、どんな事に気を付けたり、
或いはどんな事に重点を置いてライティングをしておられますか?

ライティングには実に様々なバリエーションがあり、メインと呼べる
様なライトが存在しないライティング法や、逆にメインと呼ぶべき物
が2本以上有る様なライティング方法も当然存在します。
ただ基本中の基本である、メイン+サブという組み合わせに於いて、
1本のメインライトはその写真の雰囲気、ひいてはその1枚の出来の
大半を決めてしまう程に大切なライトなのです。
これまでのお話で、ライトを単に被写体を照らす為の道具としてしか
認識して来なかった方々にも、ライトとは効果的に使う事で、写真と
いう平面上にある被写体を立体的に、リアルに、活き活きと見せる事
が出来る凄い物なのだという理解はして頂けたと思います。

では実際にライティングをする際、私達はどんな点に注意・着目して
メインライトを当てれば良いか?
について考えてみましょう。
まぁ有り体に言えば「メインライトを当てる時のコツ」ですね。
と言っても、いつも通り本当に基本的な事しか書けませんけれども。


・ミクロとマクロ、両方の眼でメインライト位置を考える

今日は公式アップロダからモデルさんを借りて来ました。
説明用のSD(シーンデータ)は下の様なシーンになります。
何時もの様に、私のロダにこのSDをアップしていますので、実際に
実物を見ながら検証したい方は、そちらからDLをお願いします。

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ではこの画像を見ながら一緒に考えて行きましょう。

①全体(マクロ)を見る眼とは

今回のSDのワークスペースには全部で5つのライトフォルダがあり、
それぞれ①~⑤のライトがそのままSAVE1~5のアングルと対応して
います。カメラセーブ1にはメイン①のライトを、2には②のライト、
という具合ですね。
配布したSDはメインライト①のセッティングになっています。
先ずはそのままの状態で1~5までのカメラセーブを順にご覧頂いて、
それぞれのキャラの見え方を比較下さい。

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上の5枚は5つのカメラアングル全てをメイン①で照らした物です。
このメイン①は、そもそもはカメラセーブ1に合わせた物ですが、
それ以外の2~5でも、それぞれ大きな破綻無く見られるように
考えた上でライト位置を決めています。


さてさて、メインライトは文字通り、写真全体の印象や雰囲気を作る
ライト故に、その位置や明るさを決める上で必要なのも、この「全体
のバランスを見る眼」だと言えるでしょう。もう少し具体的に言えば、
メインを弄る時には、画面から少し距離を取ってサムネイルで画像を
見る様な、全体を俯瞰する感覚が必要なのです。

余談になりますが、この“サムネイルを見る感覚”というのは、実は
単なる比喩と言う訳でもありません。実際に画面から少し距離を取り、
小さくした画像全体を改めて見渡す事で、モニタ全体に大きく画像を
映している時には分かりにくい部分、見えにくい部分がハッキリと
見えてくる事が多々あります。例えば─

・画像全体から見た陰影のバランス
(明る過ぎないか?暗すぎないか?コントラストの強弱は適切か?)
・画像全体から見た構図のバランス
(間延びした余白は無いか?キャラの位置に偏りは無いか?)
・画面全体から見た色味のバランス
(画像全体で目立ち過ぎる色や、逆に不足している色味は無いか?
 画面がべったりした単調な色味になっていないか?)

...こういった事は、むしろ小さな画像になった状態の方が良く分かる
なのです。なので皆さんも是非、この“一度は引いて全体を見る”という
習慣を身に付けて頂きたいと思います。良い写真というのは大抵、この
サムネイルの状態で見た時、既に“良い”と感じる何かがあるものです。

本題に戻ります。
メインライトは写真全体の雰囲気や作風を決定するライトである以上、
当然その全体を意識しながら位置や明るさを決める...この辺はご理解を
頂ける事だと思います。反対にサブのポイントライトなどは、寧ろ画面
全体に影響が出ない様な光の当て方をしないと、折角メインライトで
作った陰影や全体の雰囲気等を壊してしまう事になり兼ねません。

カメラセーブ1(メイン①)は文字通り、画面全体から見た時バランス
良くキャラを魅せる事に主眼を置いた光の当て方になっていて、この後
サブライトで不足している光を補ったり、濃い影を薄めたりすれば完成
という事になります。


②部分(ミクロ)を見る眼とは

ではメインライトは、単に全体のバランスを考えてライティングすれば
良い物なのでしょうか? いえ、実は決してそうとも言えないのです。
矛盾している様に聞こえるでしょうが、画面のある一部を集中して綺麗
に見せたり、際立たせたりする事に主眼を置いてメインライトを使う...
そんな光の当て方もあるのです。矛盾ではなく方法論の違いです。

此処でもう一度ライト①で照らした上の5枚の写真をざっとご覧下さい。
5枚それぞれ、それなりに破綻なく照らせてはいますが、画面の中に
「コレ!」という、目を惹き付ける何かが足りていない気がしませんで
しょうか?
印象に残る写真には、大抵見る人の眼が一瞬でも釘付けになる様な、
言うなれば「目玉」みたいな部分が必ずある
ものなのです。今回のSDで
言えば、カメラセーブ2の胸が一番分かり易い「目玉」の例です。
そういった目を引き付け易い目立つ部分に意識してライトを当てる事で、
画面の中でその「目玉」を更に際立たせる事が出来ます。写真を見る人の
眼は自然とそこに惹き付けられますので、結果的にそれがインパクトある
印象的な絵面へと繋がるのです。

※SDをカメラセーブ2に切り替え、ワークスペースのメイン①ライト
 をOFFにした後、ライト②をONにして下さい。


・カメラセーブ2+メイン②
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写真向かって左はカメラセーブ2をメイン①で照らした物。
一方、向かって右はメイン②で照らした物です。先程申し上げた通り、
このカメラセーブ2のアングルで、最も「目玉商品」になりやすいのは
キャラ胸部です。
そこで、メインライトをこの胸部の陰影を美しく印象的に魅せるという
事に主眼を置いてライト位置を決めたのが右側の写真です。左側に比べ、
右側の方がより自然に胸部に眼が行きやすくなっていると思いますが、
その反面、右肘下部の衣装のヒラヒラ部分は大部分が背景に埋没して
見えなくなっていますね。

では詳しい解説は後回しにして、先ずは残りのカメラセーブ3~5も
同じようにメイン①で撮った物と比較しながら見て行きましょう。

※以下、それぞれに対応したライトのみをONして行って下さい。

・カメラセーブ3+メイン③
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右手が画面中央にあります。手の造形は複雑で、見せ方次第では十分
に「目玉」になり得ます。ここでは先ず、右肘よりも前の部分だけを
明るく照らしてレザーにハイライトを作りました。このハイライトが
写真を見る人の眼が自然に右腕に向かう様に誘導していますし、同時
に画面にコントラスト(明暗差)を生み出しています。
その他の工夫として、右腕以外の部分には出来るだけ光を当てない
(顔は別)様にする事で、より視線を右腕に集中させ易くしています。
...まぁですが、写真としては あとひと工夫何かアイデアが無ければ、
面白い写真にはならない気がします。

・カメラセーブ4+メイン④
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特に「目玉」という部分が見い出せないアングルですが、背中から
右腕にかけてポーズが形作る丸いカーブが面白いので、そこを重視
しつつ顔に強めのライトを当て、コントラストが強めの印象深い
ライティングを目指しました。
あとは背景に溶けている背中や頭部に、サブで最低限の輪郭を出して
やれば、そこそこ良い雰囲気の1枚に仕上がりそうです。

・カメラセーブ5+メイン⑤
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これは正直オマケみたいなモノですw
腕のポーズが形作る鉄板の三角構図で、無理に目玉を探す必要も薄い為、
メインは順当にキャッチライトとハイライトで顔に美しい陰影を作る事
に重点を置いて光を当てています。いつもこれ位繊細で美しい陰影差を
顔面に作れれば良いのですが、まだまだ修行不足でどうしてなかなか、
そう巧くも行きませんw
このライティングでは、セルフシャドウが顔に落とす髪の毛の影が邪魔
だったのでOFFにしています。こういった3D独特の便利機能も積極的に
使って行きましょうという例です。


・各アングルで画面の「目玉商品」は変わる

以上5つのアングルと、その照らし方の説明をご覧頂けば分かる通り、
同じ被写体でも撮るアングルに拠って「目玉」、つまり画面の中で
意識してライトアップする対象は変わります。
先ず大抵の場合「衣服の質感」が目玉になり得ます。またハニスタの
場合、被写体の大半は女性になりますでしょうから、他に
「胸部・腰部・臀部・足首などの部位や体全体のライン」
「瞳(目線)」「艶やかな唇」「光沢のある肌」といった物が、目玉
となり得ます。もし皆さんが狙ったアングルの中に、これらの要素が
目立つ位置にあれば、積極的にそれらにライトを向け強調してみる、
つまり見る人の眼をそこに向けさせる事を狙ってみると良いでしょう。

...とまぁそんな風に、実際にライティングを始める前に先ず画面全体
を眺めて「このアングルから撮る場合、何を(何処を)強調して照ら
してやれば、見栄え良くまた印象強く写るだろうか?」という事は、
皆さんも考えてみて損はない事だと思います。また、実際にライトを
色々弄っている最中に“良い!”と感じる何か光る物を見つけたならば、
迷わずそこを重点的に照らして見る...という心掛け事も大切です。


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「どうかね、色んな視点からポイントを絞ってメインライトを           「ここまでの説明だけでは、メインは全体を見て当てるべき
 当ててみた感想は?」「はい。月並みですが、当て方一つで            なのか、それとも部分を見て当てるべきなのか、読者の方が
 こんなにも印象が違う事が新鮮です。ですが...」「んっ?」             混乱し、ライティングの沼係数が上昇する恐れがあります。」


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「...えと、つまりもう少し読者に詳しい説明が必要って事?            「私も全力で、そのお手伝いさせて頂きますが。(ニヤリッ)」
 (独特の表現をする娘だなぁ。何だ、沼って?)」               (...あるえぇ~っ!? 悠稀ちゃんには、可愛い外見以外は極力普通
「ハイ、そうです。もちろんベータさんがそれを承知の上で             な娘を選んでって言ったのに、何だっ!? この娘には悠稀ちゃん
 読者さん達を“沼”に引き摺り込もうというおつもりなら─ 」              など比べ物にならない、何か危険な香りがするっ!! )



つまりメインライトを当てる時には、全体を見る眼と部分を見る眼、
その両方が必要だという事なのですが、一見矛盾するように思えるこの
2つの眼は、皆さんが写真を撮る際のコンセプト、或いは実際にメイン
ライトを当ててみた時の感触を頼りに、適宜切り替えれば良いのだと
理解して下さい。

もう少しその辺を突っ込んで考えてみましょう。
写真には撮る側に見て欲しい特定の何かがある写真と、反対に特に特定
の対象という物が無く、全体の雰囲気や調和を見て欲しいという写真
大別するとこの二種類の写真が有ります。音楽で言うならピアノ協奏曲
とオーケストラの違いの様な物です。ピアノ協奏曲なのにピアノの音が
目立たない楽曲、オーケストラなのに特定の楽器の音だけ目立つ演奏。
どちらも良くない事は分かりますね。
では、写真で分かり易いと思われる実例を1つ挙げてみます。

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左側のライティング前の1枚は、後ろの男性の肌色と手前の妖精さんの肌色が
被ってしまっていて、見て欲しい妖精さんが画面から浮かび上がって見えません


上の写真。コレは一目見て、撮り手が「手のひらに乗った妖精さん」
を見て欲しい写真だという事が分かりますね。もし後ろの男性も見て
欲しいなら、口だけを写すようなアングルには成らないからです。
であるならば、メインライトも写真右側の様に、最初からその意志を
持って当てれば自ずと良い結果が出る訳です。
この「見せたいモノ」というのは、何も人物に限りません。格好いい
武器や車でも良いですし、もっとピンポイントにキャラの黒髪とか、
泣きボクロとかでも全然構わないです。要するに、皆さんの心の中に
「この1枚で、私はココを見て欲しい」というものが有れば、メイン
は迷わずその対象を如何に効果的に魅せるかに集中すれば良い
訳です。
これに拠って、或いは他の部分が光量不足になったりする場合も出て
来ますが、そこはサブで補えば良いのです。

一方、特にそういう部分が無い場合、メインライトは全体の雰囲気や
バランスを重視した当て方をした上で、画面上で光量が不足する部分
やハイライトを入れて画面にアクセントを出したい様な部分に対して、
適宜サブライトを当てて行く...という手法が常套となります。
                                       
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「...なるほど。この説明なら、読者さんも“コレは全体か、            「おっ、随分時間が掛かったみたいだが、漸く新しい助っ人君
 部分か、どっちの当て方で行こうか?”という選択が               がログインして来てくれたようだ。」
 容易に出来る様になります。」「そうなれば嬉しい。」              「わっ、凄いベータさん!さっきと違うロボットが来たよ!? 」


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「どうも、何か筆者さんが色々弄っていて遅くなりましたが、           「そりゃもう! 足の部分にパイロットが乗っているのに、平気で
 ベータさんのお手伝いを志願した“まっする”です、宜しく!」           その足で敵ロボットに全力の回し蹴りを喰らわす、男気溢れる
「おぉ、これはまた懐かしいロボットが来たもんだな。」              ロボットアニメに出ていたお助けロボですよ!」
「む、流石は博識で有名なベータさんですね!」「有名なの?」          「...もうちょっとマシな紹介してやれよ。」



・メインとサブ、ライトは2つで1つ

新しい助手“まっする”君が自己紹介している間に、どんどん講座を
進めましょう。
ここまでの説明で、メインライトには全体を重視する光の当て方と、
部分を重視する当て方があって、皆さんはそれぞれ自分の持つ写真
スタイル、或いは個々のシチュエーションに合わせ、全体と部分の
どちらを重視しながらライティングして行くかを選んだり切り替え
たりすれば良い...という事はお判り頂けたと思います。

メインを全体重視で当てた場合、画面のポイント部分にアクセント
や陰影・色味の変化を出す役割は当然サブライトが担当する事に
なりますし、逆にメインを部分重視で当てた場合、往々にしてそれ
以外の場所で光量が不足するので、そこにライトを当てて画面全体
のバランスを取るのがサブの役割という事になります。
いずれにせよメイン1本で画面を完成に持って行ける構図やシチュ
というのはそう多くありませんから、HSSNA式ライティングでは
必然的にどうしてもサブライトの助けが必要になってくる場合が
多くなるでしょう。

デフォ環境でのライティングに長く親しんでいると、HSSNA環境
になっても、知らず知らずの内にメインライト1本で全てを何とか
してしまおうという意識が強くなってしまいがちです。
ですがHSSNA環境下でのライティングはメイン&サブが基本です。
この講座、わざわざ今日のメインの話では無く、先ずサブの役割
からお話を始めたのも、初心者の方にサブライトの便利さと重要性
を先ず理解して頂く狙いがあったからです。
「メインで照らせない所?サブがあるじゃないか!無理して全部を
照らそうと思わなくて良い」
...初心者の方は、是非そういう意識を
持ってHSSNAのライティングに挑んで下さい。


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「えっ、じゃあもうあの“明神まひる”さんはログアウトして            「そりゃ、わざわざ自分のアバターをロボにする位ですから。
 しまったんですか!? 」「申し訳ないが、君と入れ違いだ。」             あっ、でもベータさんに直接撮影の指導を賜りたいという
「そっか。じゃあベータさんのお手伝いを志願したのは、              のも本当ですので...。」「分かった。尽力しよう。」
 まひるちゃんに逢いたかった事も理由の一つだったのね?」           「良かったねっ!」
 

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「で、肝心の君が撮るモデルは決まっているのかね?」              「今日はテーマを1つに絞ったせいなのか、役に立たないエロ
「あぁいや、それが未だに決めかねていまして...。」                 オヤジが消えたせいかは知らんが、順調に予定した内容を
「いや構わん。じっくり考えて選んでくれ。」「はい。」              消化できた。配布SDのシーンを幾つか仕上げてみようか。」



という事で、今回説明に使ったSDは全てメインライトを当てただけ
の中途半端な物でしたので、全部は無理ですが2つ選んでサブライト
を当て、仕上げまで持って行ってみましょう。

先ず1枚目はカメラセーブ3です。もう少し写真の題材として興味を
覚えて貰えるようなアイデアは無いかと考えて
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こんな感じで指先から血の様に赤い液体を滴らせ、キャラがそれを
見詰めているポーズにしてみました。これでもまだ所謂良い写真とか
面白い写真といわれる域には全然、全く足りていませんが、それでも
元のSDよりは興味を惹ける情景にはなったと思います。

もう1枚はカメラセーブ4です。
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こちらはもう記事の中で書いた通り、光が足りず背景に沈んでいる
キャラの背中と頭の輪郭に最低限のエッジを出し、各所に微調整を
入れただけです。


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「...と、まぁこんな感じだろうか。」「ほうほう。」               「...こんな感じで如何でしょう?」
「では、そろそろ今回の纏めに参りましょうか?」                「うむっ、良く纏まっている。これで問題ない。」
「今日の話は、それほどややこしくないとは思うが...。」             「有難う御座います。それで巨匠、次回はどんな話題を?」
「でも、一応私アシスタントなので。」「真面目だな。」             「そうだなぁ...。」


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上の写真は、今回のSDのメイン①バランス型で照らしたキャラを、
公式のゲームブースに配置した物です。(本当はファッションショー
のランウェイが良かったのですがw)
如何でしょう、何かこう違和感ありますよね? もちろんメイン1本で
しか照らしていないという事も影響していますが、それでも拭い切れ
ない場違い感があります。一体何が変なのでしょう。
では同じ様な位置から、今度は照明を変えて撮ってみます。

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如何でしょう? こちらの方が、より自然に見えますよね。実はこれも
「なんちゃってスタジオライト」で雰囲気再現でしか無いのですが。
メインを全体を見て当てる際に重要なのが、雰囲気とか空気感の表現
なのですが、これをもっと具体的に言うなら、それはその場所・背景
に見合った明るさや色味のライトの当て方が必要という事です。

という事で、此処までは敢えて写真の背景には拘らず、写真の主役で
あるキャラへの光の当て方に重点を置いてお話して来ました。
次回からは、徐々に写真のもう一つの大切なファクタである背景にも
意識を置きながら、ライトで環境光を作って行くというお話を始めて
行こうと思います。


明日あさっての間に、腰を据えてプレホスタジオの環境構築に努めたい
が為に、今週は平日頑張って記事を早めに仕上げました。まぁ色々と
良い話を聞く事の少ないプレホスタジオですが、兎に角自分で試して
見ない事には何も確かな事は言えませんので。

と言う訳で、次回の更新は恐らくちょっと遅め、少なくとも10日後位
にはなると思いますが、まったり更新をお待ち頂ければと思います。

それでは皆様、良いハニセレライフを。


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Commented by きにちみ at 2018-02-03 08:21 x
下から二枚目はスナップショットならokですかね?
私の場合はやはりブロマイドよりもスナップショットが多いので、やはり環境光の構築に苦労します。
次回の解説を楽しみにしております。

今の時点でプレホにできてハニセにできないことってあるんでしょうかね?
肌の質感がいいとのことですが、本編のみの話でスタジオでは全然ダメのようですし。
情報に乗り遅れると後が大変ですが、今のところプレホを起動(するどころか尼箱から出す)する気がまったく起きません。^^;
Commented by moriguchi01 at 2018-02-03 14:43
> きにちみさん
抽象的ではない具体的な背景(部屋の中とか洞窟の中とか)を入れた
1枚にしようとすると、途端にライトに様々な制約が生じて来ます。
リアルな環境光としてIBLというものが有るようですが、先ずは最初から
それに頼らずにHSSNAで環境光の再現を考えてみたいと思います。

うーん、無いかも?w
まぁそれでもとにかく試してみます。納得する為にも。それで何かを
発見出来れば儲けもの...そんな感じで考えてます。
Commented by 塗り薬 at 2018-02-04 11:55 x
ロボコン良いですねw
お話の内容以上にロボコンの良さに目を奪われましたw

コントラストとピント合わせ・・
これを実際にカメラでやろうとしたら本当に大変ですよね、レフ版とか考えたら一人ではできないし・・
撮影って大変なんだなと思いました。

そういえば昔、ダウンタウンのコントで篠山紀信みたいなやつがロボットを撮影しまくるやつがありました、ご存知でしょうかw
Commented by moriguchi01 at 2018-02-04 15:42
> 塗り薬さん
ロペット君は、同じツイッターのハニセレクラスタで、妖系を得意と
する「tyt_みこし」さんという方がお作りなられた物です。凄いでしょ?
もう懐かしさ満載で思わず頂いてしまった逸品ですw

ハイ、実際の撮影はかなり大変な作業です。ハニスタならカメアシも
スタイリストもメイクさんも必要ないので楽ですね。

うーむ。良く覚えてないです。印象に残ってるのは昔まっちゃんと
坂本龍一が、一緒にウ〇コがうっすら付いた白ブリーフでお笑い番組
に共演したシーンです。衝撃&笑撃でした。
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by moriguchi01 | 2018-02-02 21:42 | 撮影テクニック | Trackback | Comments(4)