HSSNA照明基本講座(?) まとめ①+SD配布
2018年 04月 12日
皆さん、おはようごさいます!
先ずは嬉しいお知らせです。
これまで身の丈に合わないと思いつつ、そういう方が現れなかった為、
年始より不肖私Ratioが偉そうにライティング講座などという大それた
記事を書いておりましたが、遂に来るべき人が現れました。
metagraphyさんです!
私はそもそもが風景を主に、偶に屋外で人物を撮っていたアマチュア
ですが、metagraphyさんはスタジオでの撮影にも造詣が深く、また
3Dモデリングに関する知識も豊富にお持ちでいらっしゃいます。
もし氏をご存知ない方であっても、氏の撮られた写真を一目見れば、
その講座が拝聴するに値する物であると感じられる筈です。
そのmetagraphyさんのブログにて、現在ライティングに関する記事
が2つ紹介されており、今後も継続して更新して頂けるようですので、
ライティングの勉強をお望みの方は、是非metagraphyさんのブログ
をご訪問なさって下さい。
↑クリックするとmetagraphyさんのブログに飛べます!
.
..という事で、今回の壁紙から参りましょう。
今回はF系キャラ2人組がモデル
ツイッターにあげたショットの別アングルになりますが、一応昔そこで命を落とした
同胞を弔いにやって来たという設定で撮ったものです
光っているタバコの先には極小に絞ったスポット光を当てていますよー
さてさて─
今回からほぼこれまで通り、好きな物を好きな様に撮って晒すという
気楽な更新に戻りつつはあるのですが、講師という役柄で記事を書く
重責から解放された反動のせいでしょうか、内容の9割がネタに終始
したモノになりましたw
実は初期の構想では、講座の内容に然程興味のない方々にもそこそこ
楽しんで頂ける様、各所にネタを交えつつ進行させるつもりだったの
です。ところが実際に講座を始めてみると「分かり易く」とか、また
「いい加減な事は書けない」という難しさ・プレッシャーから、殆ど
ネタに走る余裕が無くなってしまったのです。
途中で降って湧いた様に出て来たベータさんが偽物という話も、実は
講座の合間に少しづつストーリーを進行させる予定だった物ですが、
結局はそんな余裕も持てないままに講座が終わってしまいました。
..という訳で、今回は講座内で消化しきれなかったそのネタ話を一気
に進めてしまいます。講座以外に興味の無い方は今回「黒い字」の所
だけ読んで下さい(多分3分で読み終わりますw)。
「...それでは私はこの辺で。」 「結局、中の人の事は聞けず仕舞いだったよ、トホホ。」
「あ、はい。この度は大変お世話になりました。」 「しょうがないですよ。こういう仮想空間では、本人が自ら
「こちらこそ!ベータさんの講義、楽しかったっす。」 話さない限り、リアル世界の事は不用意に聞かないっての
が、もはや常識的なエチケットになってますし..。」
「そもそも、どうして講座をベータさんにお願いしようと?」 「でも筆者さん、ベータさんとは面識無かったんでしょ?
「いや、そりゃ有名人に講師して貰った方がウケが良いかな どうやってアポ取ったんですか?」
ってだけで。何か良い人らしいし、ダメ元で頼んでみよう 「アポって、そんなの取ってないよ? 直接捕まえたの。」
かと。」「何という安易な..。」 「つ、捕まえたぁ~っ!? 」
「えっ? と言うか、宇宙人って捕まえるモンじゃ無いの!? 」 「まぁ取り敢えず、どうやってベータさんを捕獲したのか
「チョット ナニイッテルカ ワカラナイ..」 から伺いますよ。」「あっ、それは簡単だったよ?」
「簡単って...」「ちょっと行ってみようか。」
「ん、此処は?」「宇宙船MAPの中。ぶっちゃけベータさん 「でも一体どうやって?」「これで。」
が何処に居るかなんて分からなかったんで...」 「..って、コレ猪や猿を捕まえる箱罠じゃないっすか!?
「あ、なるほど! ここでいわゆる“出待ち”をした訳か。」 こんなモンで我々地球人を遥かに凌駕する知的生命体
「いや、さっき捕まえたって言ったじゃん?」 が捕まる訳ないでしょうがっ!! 」
「こんな見え透いた罠、宇宙人どころかその辺に居る地球人 「えぇっ!? 罠が作動した!」
の子供ですら引っ掛からんわっ!! 」「..っと、思うだろ?」
「今投げたコロッケが地面に落ちる前に、もう既に何か 「..百%って、何回捕まってるんですか、この人?」
捕獲されてるっ!! 」「良く分からんが、割と簡単に色々 「他にも超合金ロボを置くと、もれなくまひるちゃんを捕獲
と捕まえられるみたい。この女騎士さんはコロッケさえ 出来るし、タイヤと縞パンを置けば高確率でシャギー髪
あれば、何処のMAPでも百%捕獲出来たな。」 の元気少女が罠に掛かる。」「タイヤでっ?」「うん。」
「そう言えば、ついこの間は森でクマを捕まえたな。」 「いや、クマの被り物をした普通のおっちゃんだったが?」
「ほぉ? 正に“森のクマさん”じゃないですか。」 「筆者さん、スタジオで撮影もせず何やってたんすか..。」
「と言うか、大丈夫なんですか?」「何が?」 「あぁ、それなら全然平気。この女騎士さんも... 」
「何がって、捕獲したのは此処にアバター姿で撮影に来てる 「ん?」
ユーザーさんや、そのユーザーさんが公開しているモデル
さん達でしょ? 変な事してたら通報されますよ?」
「ほらな?」「...。」「まひるちゃんは内蔵した武器で、 「寿司喰い終わる頃に、何処からとも無く巨乳で眼鏡の
クレアさん?だったか言う、シャギー髪の娘さんも お嬢ちゃんと、変わった鉄の帽子被った少女が現れて、
器用に檻を分解して、皆それぞれ何事も無かったかの クマさん救出して去って行ったな、確か。」
様に帰って行く。」「..じゃあ、森のクマさんは?」 「何という...。まぁ捕獲が嘘でない事は判りましたが...。」
「じゃあベータさんは何を使っておびき寄せたんすか?」 「で、もう一度良く調べると、ベータさんに一番近しいと
「う~ん。実はリサーチの結果、酒が一番効果ありそうに 思われる人物が、当時盛んに最新ゲームの話題をツイート
思えたのだが、酒を使うとイイ感じに酔っぱらった猫を していたので、もしやと思い... 」「ゲーム!? まさか!? 」
筆頭に、次々と酒好きのオッサンばかり捕獲されてなぁ。」 「..やれやれ、結局私本人が出張って説明するしか無いか。」
「あ、貴方は!? いや、でも仮想空間じゃ誰が本物か何て..」 「じ..じゃあ、もしや本物の!? 」
「待て蕎麦屋君。私は君以外、誰もこの空間に招待はして 「...そう、私がオリジナルだ。」
いない。それどころかログイン履歴にさえ、今この人の
データが存在していない。そんな事が出来るのは... 」
─── ─ ───
「ではここで、本編講座で解説し切れなかった2点について、 「...その前にベータさん、お帽子脱ぎませんか?」
補足説明をさせて頂きます。アシスタントは私やすえが、 「やはりダメか? 」「その..横から見ると凄いです。
また解説は、これまで同様“オリジナルじゃないベータさん” というか、その大きなスキンヘッドがベータさんの
にお願いを致します。」「どうも。」 チャームポイントですから、隠すの勿体ないです!」
①反射光の選択について
天候に関わらず、屋外の自然環境の中では大抵色んな場所から直射光
以外の光が当たっている事は講座の中で何度も触れましたね。
その反射光に関するお話中「たくさんある反射光を全て再現する必要
は無い」と書きましたが、ではそのたくさん有る反射光の中からどの
反射光を再現し、どれを無視すれば良いかという点についての説明が
不十分で判りにくかった..というご意見を頂きました。
「..という事なんですが。」 「いい加減という言い方には語弊もあるが、要は撮る側
「うむ。ぶっちゃけ適当というか、そのアングルでキャラが が自分に都合良く決めても不自然さを感じない場合と、
見栄え良く見える角度から好きに当てて構わないのだ。」 不自然に見えてしまう場合があるのだ。なので補足と
「え、そんないい加減で良いんですか?」 して、その見極め方について話そう。」
厳密に言えば、自然環境下で被写体を照らす光は直射と反射に加え、
空気中の微細な塵、水蒸気などが反射する全周囲的な光があります。
ただこれらの光はIntensity値を上げ下げする事で勝手に画面が明暗
する、あのライト無しで調節する明るさを使ってほぼ再現出来ます
ので、我々ユーザーがライトを使って再現する環境光は、基本的に
直射光と反射光の2種類になります。
上の画像1枚目は雪景色の万里の長城の背景画像ですが、影の長さや
方向から、画面向かって右手側から太陽光(直射光)が当たっている
のだと分かりますね。そこにキャラを置き、先ずその直射光だけ再現
したのが2枚目になります。
背景画像の日差しに合わせたライトを当てた事で、キャラが背景から
大きく浮く様な違和感は生じていませんが、やはりこのままでは雪の
中に立っている感じに見えずらいですね。その理由はキャラが立って
いる地面の真っ白な雪です。「雪焼け」という言葉がある位、白い雪
は強烈に太陽光を反射するので、その反射光を表現してやれば、更に
それっぽい雰囲気に見えてくれると思います。
上の画像の場合だと、地面の雪から来る反射光は被写体背後下部側や
横方向(斜め下)等からほぼ全方位的に当たっていると思われますが、
今暗い状態のキャラ顔を照らす様に前側下方向からライトを当てれば、
補助ライト要らずで万事都合が良さそうです。
「なるほど。先程の直射光のみの画像に比べると、確かに 「この反射光に使うライトは、基本的に全体光..と言うか、
雪の積もった地面に立っている感じが増しました。」 線光源を使えば良いのですか?」「その辺まで拘り出すと
「つまり画面の中の強い反射光ほど、それと見て分る様に キリが無くなるので私は線光源を使っている。もしそれで
再現してやる必要性が高くなるという事になるかな。」 違和感が有る様なら点光源を試す事もあるが...」
反射光は、その反射面がタイルやガラスの様に真ったいらなら、ほぼ
直射光と同じ様にクッキリした影を作る光線になりますが、反射面が
デコボコなら、光を乱反射してキャラに出来る影は輪郭がぼやけます。
つまり反射光が作る影は、輪郭がクッキリしていたりぼやけて居たり
と、常に一定では無い訳です。
ただ人物に出来る影に対して、そこまで拘るという人もそうは居ない
でしょうから、見栄え優先でセルフシャドウの有り無しや、ScHS-Pの
薄い影が作れる追加ライト等でキャラを照らして見て、一番しっくり
来るライトを適宜用いれば良いと思います。
もう1つだけ例を挙げます。
これは晴天時のビルの谷間です。晴れてはいますが直射光は被写体まで
届いていません。ですが、被写体すぐ隣の壁には強い直射光が当たって
います。この壁がもしキャラから遠い位置にあれば無視しても構わない
でしょうが、ここまで近いと無視する訳にも行きません。こういう場面
では写真向かって右側の1枚の様に、壁からの反射光を再現してやった
方がより自然に見えると言う事になります。
「ひとつ補足するなら、強い反射光ほど再現する必要性が 「こんな風に、太陽光を浴びた壁を写して居ない構図なら、
高いとは言っても、それはあくまで“それが画面に写って 写真を見る者には壁が有るのか無いのかすら分からん。
いるから”であって、画面に無いなら好きにライティング 分からないならそこに無理をして精密な反射光を再現する
して良いのだ。」「...と言いますと?」 必要も無い訳だ。」「なるほど! 画面に写っていなければ
「もしもこの画像の構図が...」 そう気にする必要も無いのですね。」
冒頭でベータさんが「適当で良い」と言ったのはつまり、ある程度
現実に則した形で色や角度などを再現する必要性がある強い反射光
以外の有象無象の環境光ならば、それ程神経質に再現を試みずとも、
キャラライティングを優先しつつ多少「嘘」があっても大丈夫という
事です。むしろ精密・正確な環境光再現に拘り過ぎて、肝心の被写体
に対するライティングが疎かにならない事の方がより大切でしょう。
仮想空間スタジオは自由な世界です。場合に拠ってはリアルな環境光
再現などは完全に無視して、そこに不思議空間や幻想的な空間を演出
するライティングを構築したりしても全然構わないのです。
─── ─ ───
「ドドドッ、ドウゾ...。」 「..さて、申し訳ないが、これでも忙しい身でね。なるだけ
「済まない。だがどうか過度な気遣いは無用に願いたい。」 簡潔に経緯説明を済ませて、早く任務に戻りたいのだ。」
「ハ、ハヒッ!」 「わ、分かりました、直ぐ席に着きますっ!」
「そのぅ..失礼ですが、本当にあの罠に?」「いや違う。」 「うわっ、もうこの時点で講師の方のベータさん、モ〇ハン
「やっぱり!」「これを観て貰えれば、全て判るだろう。」 しか見えてないっすね。」「自分の真の姿をアバターという
「これは?」「サーバに残っていた捕獲現場の記録映像だ。」 偽りの形で隠した時、人は誰しも己が欲望に抗う事が難しく
「なるほど、これを観れば事の一部始終が分かりますね!! 」 なるのだろうな。」「流石オリジナル、言う事が違います!」
「なるほど! 講師ベータさん、お孫さんの為に...。」 「...あれっ?」
「えっと...」 「.......。」
「.......。」 「同時に、寸での所でゲームソフトをネコババし損ね、地面
「どうかね? これで罠に掛かったのがオリジナルの私...」 を叩いて悔しがった挙句に、たかがゲーム1本で惑星ごと
「..あの、ちょっと良いですか?」「何かね?」 吹き飛ばすとか物騒な事を叫ぶ、アバター姿でも無いのに
「捕まったのが貴方じゃない事は良く判ったんですが─ 」 欲望丸出しの人物の姿までもが刻銘に記録されてました。」
「それは..その..アレだ、つまり..他人の空似というか..。 (..絶対本人だよね、ねっ?)
き、君達は余り知らんだろうが、この宇宙服は銀河系 (良いじゃないですか、ご本人がそう仰ってるんだし。折角
じゃありふれた奴でね。..大体宇宙人なんて皆似たよう こうして忙しい任務の時間を割いて説明に来て下さってる
な恰好をしてるもんだろ?ハハッ..。」 んですから、ここは... )(うむ..そうか、そうだな。)
「えぇと、様々な事情を鑑みつつ協議した結果、別人との 「そこで私は直ぐさま、この筆者氏のVRデバイスを介して
結論に達しました。」「..そうか。」「はい。ですので 彼の脳内記憶中枢にアクセス、最近一か月の思考・行動を
是非ともお話の続きを。」「うむ。オリジナルの個体が 分析した結果、取り敢えず彼にベータ星人に対する害意は
捕獲された訳では無いとは言え、目の前でベータ星人を 無く、捕獲の動機も単にこの私を講師に招きたい為なのだ
捕まえようとする者を見ては、私とて看過は出来ん。」 と判明しだのだ。」「..凄い、流石はベータ星人だ!! 」
「ハッキリ言って、ベータ星人に害意が無いと判った時点で 「また、これも偶然なのだが、筆者氏は私の地球での活動を
無視して良い案件だった。だが全くの打算と思い付きから サポートするエージェント...名前は出せないので仮に彼の
筆者氏が偶然捕獲したあの講師ベータ星人の中の人は、 名を“Z氏”と呼ぶが、そのZ氏とも少なからず親交が有ると
若い頃写真を趣味とし、今はその写真の替わりにハニスタ 判った。」(..あぁ、あの人だ。)「なので彼がベータ星人
で余暇を楽しむ人物だと判ったのだ。」「...凄い偶然!」 として講師役を全う出来る様サポートすると決めたのだ。」
「講師の依頼を承諾したものの、まだ事態が良く呑み込めて 「我々ベータ星人程に科学と知能が発達すれば、脳内リソース
いない彼の元に出向き、ベータ星人に扮して講座を開く事 の僅か数%を割くだけで、普通に生活しながら他者の行動や
の許可を直々に与えたのも私だ。」「..そうですか、僕達 言動を的確にサポート出来る。」「凄い!」「..そうだな、
が知らない所で色々とフォローして下さってたんですね。 例えばこれは講義最終日に於ける、私の脳内リソースの内訳
..全てはこのオッサンが悪い。」「気にする事は無い。」 だが、結果で出て来る“Other”のパーセンテ─ジというのが... 」
「あの..先程から任務、任務と仰られていた割には、脳内の 「な、なるほど!仕事の出来る人程、OFFの日は仕事を忘れる
98%以上が任務以外の事で占められてるんですけど..?」 のが上手いって!」「そ..そう。確かOFFだった...様な。」
(うわっ、何じゃコリャ!? )「そ、蕎麦屋君? これはその、 「あ、やっぱり!? いや何星人だろうと、オッサンの頭の中なぞ
えとホラッ..きっと休みの日だったからだよ!」 大概似たようなモンで、却って親しみが湧いたというか..。」
「..えっと。」「.......。」 (どうしましょう? 僕達、覗いてはイケない他人の頭の中を
見ちゃったせいで、何か凄く空気が重いんですが。)
(と言うか、不用意過ぎるだろこの人? さっきも言ったが、
古今東西オッサンの頭の中なんてモンは皆似たり寄ったり
なんだから、別に気にする事は無いんだよ... )
(いや同じオッサンでも、あなたはホントに只のどうしようも
ないおっさん、あちらは母星の看板背負った立派なおっさん
ですから、同じにしないで下さい。..きっと体面とか色々と
あるんでしょうから。 )(う~ん..どうしようか?)
─ 次回へ続く
と言う訳で、読者の方にはとっては最後まで終わろうか終わるまいが
関係ない話ですが、撮ってる私の方が尻切れトンボでは気持ちが悪い
ので、次回までお話は続きます。講座の補足の残りも、次回改めて
今回と同じような形でネタの間にちょっとだけ入ります。
それと前回色々と私事が忙しく公開出来なかったSDを公開します。
全部で4つになりますが、水中遊泳と雨の防波堤のSD2種について
はHSSNAに加えてScHS-Pが導入されている環境が必須となります。
導入方法の詳細は添付したレドメに記載していますので、各自で参照
のうえ再現して下さい。
①晴天の川辺
ご覧の様に配布用にデフォキャラにしたら、肌の色味がバラバラになってしまって
いますので、各自お手持ちのキャラに入れ替えて下さいw
つい先日4K肌+metaCurveを導入して初めて判ったのですが、
私の導入前のライト設定だと、4K肌環境の方にはかなり肌が白っぽく
写ってしまう様ですね。
ただライトの強さや色味の最適値はそれ以外の要素に拠っても各環境
で皆異なりますので、それぞれ調整をお願いします。ここでは反射光
の色味や角度・強さなどを参考にして頂ければと思います。
またポーズ単体としても、走っている女性ポーズ作りの際、ひな型の
1つとして使えるかと思います。
②シンクロポーズ
再現には最低限小字亭さんの「コンクリ壁」MODと、くぐつさんの
「スタジオフィルタ」MOD、それに雨宮さんの透過基本図形MODが
必要です。このSDは公開する予定は無かったのですが、良く着エロ
IVになどに登場するプールを再現してみたら、思いの他使い勝手が
良かったので、皆さんにも使って頂こうかと思った次第でw
横からアングルフォルダ内には、水中感を出す青緑色のスポット光
も設置してありますので、宜しければ色味の参考にして下さい。
③水中遊泳
こちらも主に水中での肌の見え方を再現するライト色の参考になれば
という意味での公開になります。
再現に必須なMODは雨宮さんの新しいスカイドームとPondscumさん
の泡MOD辺りです。またメインライトにScHS-Pの追加ライトを使用
している為、再現の為には従来のSD導入の他に、ScHS-Pのフォルダ
にもシーンデータ用のファイルをインポートする必要があります。
※実は4K環境導入後、導入前にScHS-Pでセーブした xml ファイルを
ロードしようとすると、そこでスタジオがクラッシュしてしまう状態
になったので、ファイルを新しい物に入れ替えています。(4K導入後、
新たにセーブした xml ファイルの読み込みなら問題無いようです)
同梱のファイル名が説明写真と少し変わってますが、中身は同じです。
④雨の防波堤
こちらもScHS-Pのライトを使用しています。もしSDを読み込んでも
キャラの影が薄くならない時は、ScHS-Pで影の強さを0.12ぐらいに
落として下さい。
SDに添付したテキストに、どのオブジェクトの色を変えれば良いかを
記載してありますので、このSDは今までオブジェクトの色味を変えた
事が無いという方に、ScHS-Pでオブジェクトの色味を落とすと、どれ
ぐらい劇的に見た目が変わるのかを体験して頂くSDだと考えています。
背景の空は配布に当たって簡略化しましたので、皆さんお好きな雨空
を配置して下さい。
以上4つ、いずれもポーズの流用やSDの改変などは、皆さんお好きに
改造して頂いて一向に構いません。また配布したSDに不備・不具合が
あった場合は、お手数ですがコメント欄かツイッターでお知らせ頂き
ますようお願いします。
尚、次回更新時にも引き続き何種類かSDを公開する予定をしています。
次回以降、私のSDの肌環境は「4K+metaCurve」という設定が基本に
なると思います。今の所①肌艶を上げ過ぎると金属的な見た目の艶に
なり易い ②肌面に出来るハイライトが8Kスペキュラに比べてかなり
ザラ付く印象がある ..等の問題点を感じていますが、もう少しの間は
この環境で色々と撮ってみようと考えています。
私のSDをご利用頂く際には、2018年4月以前と以降で、肌環境が
変わった点に、ご理解を頂きますようお願い申し上げます。
それでは皆様、良いハニセレライフを。
先ずは嬉しいお知らせです。
これまで身の丈に合わないと思いつつ、そういう方が現れなかった為、
年始より不肖私Ratioが偉そうにライティング講座などという大それた
記事を書いておりましたが、遂に来るべき人が現れました。
metagraphyさんです!
私はそもそもが風景を主に、偶に屋外で人物を撮っていたアマチュア
ですが、metagraphyさんはスタジオでの撮影にも造詣が深く、また
3Dモデリングに関する知識も豊富にお持ちでいらっしゃいます。
もし氏をご存知ない方であっても、氏の撮られた写真を一目見れば、
その講座が拝聴するに値する物であると感じられる筈です。
そのmetagraphyさんのブログにて、現在ライティングに関する記事
が2つ紹介されており、今後も継続して更新して頂けるようですので、
ライティングの勉強をお望みの方は、是非metagraphyさんのブログ
をご訪問なさって下さい。
↑クリックするとmetagraphyさんのブログに飛べます!
.
..という事で、今回の壁紙から参りましょう。
今回はF系キャラ2人組がモデル
ツイッターにあげたショットの別アングルになりますが、一応昔そこで命を落とした
同胞を弔いにやって来たという設定で撮ったものです
光っているタバコの先には極小に絞ったスポット光を当てていますよー
さてさて─
今回からほぼこれまで通り、好きな物を好きな様に撮って晒すという
気楽な更新に戻りつつはあるのですが、講師という役柄で記事を書く
重責から解放された反動のせいでしょうか、内容の9割がネタに終始
したモノになりましたw
実は初期の構想では、講座の内容に然程興味のない方々にもそこそこ
楽しんで頂ける様、各所にネタを交えつつ進行させるつもりだったの
です。ところが実際に講座を始めてみると「分かり易く」とか、また
「いい加減な事は書けない」という難しさ・プレッシャーから、殆ど
ネタに走る余裕が無くなってしまったのです。
途中で降って湧いた様に出て来たベータさんが偽物という話も、実は
講座の合間に少しづつストーリーを進行させる予定だった物ですが、
結局はそんな余裕も持てないままに講座が終わってしまいました。
..という訳で、今回は講座内で消化しきれなかったそのネタ話を一気
に進めてしまいます。講座以外に興味の無い方は今回「黒い字」の所
だけ読んで下さい(多分3分で読み終わりますw)。
「...それでは私はこの辺で。」 「結局、中の人の事は聞けず仕舞いだったよ、トホホ。」
「あ、はい。この度は大変お世話になりました。」 「しょうがないですよ。こういう仮想空間では、本人が自ら
「こちらこそ!ベータさんの講義、楽しかったっす。」 話さない限り、リアル世界の事は不用意に聞かないっての
が、もはや常識的なエチケットになってますし..。」
「そもそも、どうして講座をベータさんにお願いしようと?」 「でも筆者さん、ベータさんとは面識無かったんでしょ?
「いや、そりゃ有名人に講師して貰った方がウケが良いかな どうやってアポ取ったんですか?」
ってだけで。何か良い人らしいし、ダメ元で頼んでみよう 「アポって、そんなの取ってないよ? 直接捕まえたの。」
かと。」「何という安易な..。」 「つ、捕まえたぁ~っ!? 」
「えっ? と言うか、宇宙人って捕まえるモンじゃ無いの!? 」 「まぁ取り敢えず、どうやってベータさんを捕獲したのか
「チョット ナニイッテルカ ワカラナイ..」 から伺いますよ。」「あっ、それは簡単だったよ?」
「簡単って...」「ちょっと行ってみようか。」
「ん、此処は?」「宇宙船MAPの中。ぶっちゃけベータさん 「でも一体どうやって?」「これで。」
が何処に居るかなんて分からなかったんで...」 「..って、コレ猪や猿を捕まえる箱罠じゃないっすか!?
「あ、なるほど! ここでいわゆる“出待ち”をした訳か。」 こんなモンで我々地球人を遥かに凌駕する知的生命体
「いや、さっき捕まえたって言ったじゃん?」 が捕まる訳ないでしょうがっ!! 」
「こんな見え透いた罠、宇宙人どころかその辺に居る地球人 「えぇっ!? 罠が作動した!」
の子供ですら引っ掛からんわっ!! 」「..っと、思うだろ?」
「今投げたコロッケが地面に落ちる前に、もう既に何か 「..百%って、何回捕まってるんですか、この人?」
捕獲されてるっ!! 」「良く分からんが、割と簡単に色々 「他にも超合金ロボを置くと、もれなくまひるちゃんを捕獲
と捕まえられるみたい。この女騎士さんはコロッケさえ 出来るし、タイヤと縞パンを置けば高確率でシャギー髪
あれば、何処のMAPでも百%捕獲出来たな。」 の元気少女が罠に掛かる。」「タイヤでっ?」「うん。」
「そう言えば、ついこの間は森でクマを捕まえたな。」 「いや、クマの被り物をした普通のおっちゃんだったが?」
「ほぉ? 正に“森のクマさん”じゃないですか。」 「筆者さん、スタジオで撮影もせず何やってたんすか..。」
「と言うか、大丈夫なんですか?」「何が?」 「あぁ、それなら全然平気。この女騎士さんも... 」
「何がって、捕獲したのは此処にアバター姿で撮影に来てる 「ん?」
ユーザーさんや、そのユーザーさんが公開しているモデル
さん達でしょ? 変な事してたら通報されますよ?」
「ほらな?」「...。」「まひるちゃんは内蔵した武器で、 「寿司喰い終わる頃に、何処からとも無く巨乳で眼鏡の
クレアさん?だったか言う、シャギー髪の娘さんも お嬢ちゃんと、変わった鉄の帽子被った少女が現れて、
器用に檻を分解して、皆それぞれ何事も無かったかの クマさん救出して去って行ったな、確か。」
様に帰って行く。」「..じゃあ、森のクマさんは?」 「何という...。まぁ捕獲が嘘でない事は判りましたが...。」
「じゃあベータさんは何を使っておびき寄せたんすか?」 「で、もう一度良く調べると、ベータさんに一番近しいと
「う~ん。実はリサーチの結果、酒が一番効果ありそうに 思われる人物が、当時盛んに最新ゲームの話題をツイート
思えたのだが、酒を使うとイイ感じに酔っぱらった猫を していたので、もしやと思い... 」「ゲーム!? まさか!? 」
筆頭に、次々と酒好きのオッサンばかり捕獲されてなぁ。」 「..やれやれ、結局私本人が出張って説明するしか無いか。」
「あ、貴方は!? いや、でも仮想空間じゃ誰が本物か何て..」 「じ..じゃあ、もしや本物の!? 」
「待て蕎麦屋君。私は君以外、誰もこの空間に招待はして 「...そう、私がオリジナルだ。」
いない。それどころかログイン履歴にさえ、今この人の
データが存在していない。そんな事が出来るのは... 」
─── ─ ───
「ではここで、本編講座で解説し切れなかった2点について、 「...その前にベータさん、お帽子脱ぎませんか?」
補足説明をさせて頂きます。アシスタントは私やすえが、 「やはりダメか? 」「その..横から見ると凄いです。
また解説は、これまで同様“オリジナルじゃないベータさん” というか、その大きなスキンヘッドがベータさんの
にお願いを致します。」「どうも。」 チャームポイントですから、隠すの勿体ないです!」
①反射光の選択について
天候に関わらず、屋外の自然環境の中では大抵色んな場所から直射光
以外の光が当たっている事は講座の中で何度も触れましたね。
その反射光に関するお話中「たくさんある反射光を全て再現する必要
は無い」と書きましたが、ではそのたくさん有る反射光の中からどの
反射光を再現し、どれを無視すれば良いかという点についての説明が
不十分で判りにくかった..というご意見を頂きました。
「..という事なんですが。」 「いい加減という言い方には語弊もあるが、要は撮る側
「うむ。ぶっちゃけ適当というか、そのアングルでキャラが が自分に都合良く決めても不自然さを感じない場合と、
見栄え良く見える角度から好きに当てて構わないのだ。」 不自然に見えてしまう場合があるのだ。なので補足と
「え、そんないい加減で良いんですか?」 して、その見極め方について話そう。」
厳密に言えば、自然環境下で被写体を照らす光は直射と反射に加え、
空気中の微細な塵、水蒸気などが反射する全周囲的な光があります。
ただこれらの光はIntensity値を上げ下げする事で勝手に画面が明暗
する、あのライト無しで調節する明るさを使ってほぼ再現出来ます
ので、我々ユーザーがライトを使って再現する環境光は、基本的に
直射光と反射光の2種類になります。
上の画像1枚目は雪景色の万里の長城の背景画像ですが、影の長さや
方向から、画面向かって右手側から太陽光(直射光)が当たっている
のだと分かりますね。そこにキャラを置き、先ずその直射光だけ再現
したのが2枚目になります。
背景画像の日差しに合わせたライトを当てた事で、キャラが背景から
大きく浮く様な違和感は生じていませんが、やはりこのままでは雪の
中に立っている感じに見えずらいですね。その理由はキャラが立って
いる地面の真っ白な雪です。「雪焼け」という言葉がある位、白い雪
は強烈に太陽光を反射するので、その反射光を表現してやれば、更に
それっぽい雰囲気に見えてくれると思います。
上の画像の場合だと、地面の雪から来る反射光は被写体背後下部側や
横方向(斜め下)等からほぼ全方位的に当たっていると思われますが、
今暗い状態のキャラ顔を照らす様に前側下方向からライトを当てれば、
補助ライト要らずで万事都合が良さそうです。
「なるほど。先程の直射光のみの画像に比べると、確かに 「この反射光に使うライトは、基本的に全体光..と言うか、
雪の積もった地面に立っている感じが増しました。」 線光源を使えば良いのですか?」「その辺まで拘り出すと
「つまり画面の中の強い反射光ほど、それと見て分る様に キリが無くなるので私は線光源を使っている。もしそれで
再現してやる必要性が高くなるという事になるかな。」 違和感が有る様なら点光源を試す事もあるが...」
反射光は、その反射面がタイルやガラスの様に真ったいらなら、ほぼ
直射光と同じ様にクッキリした影を作る光線になりますが、反射面が
デコボコなら、光を乱反射してキャラに出来る影は輪郭がぼやけます。
つまり反射光が作る影は、輪郭がクッキリしていたりぼやけて居たり
と、常に一定では無い訳です。
ただ人物に出来る影に対して、そこまで拘るという人もそうは居ない
でしょうから、見栄え優先でセルフシャドウの有り無しや、ScHS-Pの
薄い影が作れる追加ライト等でキャラを照らして見て、一番しっくり
来るライトを適宜用いれば良いと思います。
もう1つだけ例を挙げます。
これは晴天時のビルの谷間です。晴れてはいますが直射光は被写体まで
届いていません。ですが、被写体すぐ隣の壁には強い直射光が当たって
います。この壁がもしキャラから遠い位置にあれば無視しても構わない
でしょうが、ここまで近いと無視する訳にも行きません。こういう場面
では写真向かって右側の1枚の様に、壁からの反射光を再現してやった
方がより自然に見えると言う事になります。
「ひとつ補足するなら、強い反射光ほど再現する必要性が 「こんな風に、太陽光を浴びた壁を写して居ない構図なら、
高いとは言っても、それはあくまで“それが画面に写って 写真を見る者には壁が有るのか無いのかすら分からん。
いるから”であって、画面に無いなら好きにライティング 分からないならそこに無理をして精密な反射光を再現する
して良いのだ。」「...と言いますと?」 必要も無い訳だ。」「なるほど! 画面に写っていなければ
「もしもこの画像の構図が...」 そう気にする必要も無いのですね。」
冒頭でベータさんが「適当で良い」と言ったのはつまり、ある程度
現実に則した形で色や角度などを再現する必要性がある強い反射光
以外の有象無象の環境光ならば、それ程神経質に再現を試みずとも、
キャラライティングを優先しつつ多少「嘘」があっても大丈夫という
事です。むしろ精密・正確な環境光再現に拘り過ぎて、肝心の被写体
に対するライティングが疎かにならない事の方がより大切でしょう。
仮想空間スタジオは自由な世界です。場合に拠ってはリアルな環境光
再現などは完全に無視して、そこに不思議空間や幻想的な空間を演出
するライティングを構築したりしても全然構わないのです。
─── ─ ───
「ドドドッ、ドウゾ...。」 「..さて、申し訳ないが、これでも忙しい身でね。なるだけ
「済まない。だがどうか過度な気遣いは無用に願いたい。」 簡潔に経緯説明を済ませて、早く任務に戻りたいのだ。」
「ハ、ハヒッ!」 「わ、分かりました、直ぐ席に着きますっ!」
「そのぅ..失礼ですが、本当にあの罠に?」「いや違う。」 「うわっ、もうこの時点で講師の方のベータさん、モ〇ハン
「やっぱり!」「これを観て貰えれば、全て判るだろう。」 しか見えてないっすね。」「自分の真の姿をアバターという
「これは?」「サーバに残っていた捕獲現場の記録映像だ。」 偽りの形で隠した時、人は誰しも己が欲望に抗う事が難しく
「なるほど、これを観れば事の一部始終が分かりますね!! 」 なるのだろうな。」「流石オリジナル、言う事が違います!」
「なるほど! 講師ベータさん、お孫さんの為に...。」 「...あれっ?」
「えっと...」 「.......。」
「.......。」 「同時に、寸での所でゲームソフトをネコババし損ね、地面
「どうかね? これで罠に掛かったのがオリジナルの私...」 を叩いて悔しがった挙句に、たかがゲーム1本で惑星ごと
「..あの、ちょっと良いですか?」「何かね?」 吹き飛ばすとか物騒な事を叫ぶ、アバター姿でも無いのに
「捕まったのが貴方じゃない事は良く判ったんですが─ 」 欲望丸出しの人物の姿までもが刻銘に記録されてました。」
「それは..その..アレだ、つまり..他人の空似というか..。 (..絶対本人だよね、ねっ?)
き、君達は余り知らんだろうが、この宇宙服は銀河系 (良いじゃないですか、ご本人がそう仰ってるんだし。折角
じゃありふれた奴でね。..大体宇宙人なんて皆似たよう こうして忙しい任務の時間を割いて説明に来て下さってる
な恰好をしてるもんだろ?ハハッ..。」 んですから、ここは... )(うむ..そうか、そうだな。)
「えぇと、様々な事情を鑑みつつ協議した結果、別人との 「そこで私は直ぐさま、この筆者氏のVRデバイスを介して
結論に達しました。」「..そうか。」「はい。ですので 彼の脳内記憶中枢にアクセス、最近一か月の思考・行動を
是非ともお話の続きを。」「うむ。オリジナルの個体が 分析した結果、取り敢えず彼にベータ星人に対する害意は
捕獲された訳では無いとは言え、目の前でベータ星人を 無く、捕獲の動機も単にこの私を講師に招きたい為なのだ
捕まえようとする者を見ては、私とて看過は出来ん。」 と判明しだのだ。」「..凄い、流石はベータ星人だ!! 」
「ハッキリ言って、ベータ星人に害意が無いと判った時点で 「また、これも偶然なのだが、筆者氏は私の地球での活動を
無視して良い案件だった。だが全くの打算と思い付きから サポートするエージェント...名前は出せないので仮に彼の
筆者氏が偶然捕獲したあの講師ベータ星人の中の人は、 名を“Z氏”と呼ぶが、そのZ氏とも少なからず親交が有ると
若い頃写真を趣味とし、今はその写真の替わりにハニスタ 判った。」(..あぁ、あの人だ。)「なので彼がベータ星人
で余暇を楽しむ人物だと判ったのだ。」「...凄い偶然!」 として講師役を全う出来る様サポートすると決めたのだ。」
「講師の依頼を承諾したものの、まだ事態が良く呑み込めて 「我々ベータ星人程に科学と知能が発達すれば、脳内リソース
いない彼の元に出向き、ベータ星人に扮して講座を開く事 の僅か数%を割くだけで、普通に生活しながら他者の行動や
の許可を直々に与えたのも私だ。」「..そうですか、僕達 言動を的確にサポート出来る。」「凄い!」「..そうだな、
が知らない所で色々とフォローして下さってたんですね。 例えばこれは講義最終日に於ける、私の脳内リソースの内訳
..全てはこのオッサンが悪い。」「気にする事は無い。」 だが、結果で出て来る“Other”のパーセンテ─ジというのが... 」
「あの..先程から任務、任務と仰られていた割には、脳内の 「な、なるほど!仕事の出来る人程、OFFの日は仕事を忘れる
98%以上が任務以外の事で占められてるんですけど..?」 のが上手いって!」「そ..そう。確かOFFだった...様な。」
(うわっ、何じゃコリャ!? )「そ、蕎麦屋君? これはその、 「あ、やっぱり!? いや何星人だろうと、オッサンの頭の中なぞ
えとホラッ..きっと休みの日だったからだよ!」 大概似たようなモンで、却って親しみが湧いたというか..。」
「..えっと。」「.......。」 (どうしましょう? 僕達、覗いてはイケない他人の頭の中を
見ちゃったせいで、何か凄く空気が重いんですが。)
(と言うか、不用意過ぎるだろこの人? さっきも言ったが、
古今東西オッサンの頭の中なんてモンは皆似たり寄ったり
なんだから、別に気にする事は無いんだよ... )
(いや同じオッサンでも、あなたはホントに只のどうしようも
ないおっさん、あちらは母星の看板背負った立派なおっさん
ですから、同じにしないで下さい。..きっと体面とか色々と
あるんでしょうから。 )(う~ん..どうしようか?)
─ 次回へ続く
と言う訳で、読者の方にはとっては最後まで終わろうか終わるまいが
関係ない話ですが、撮ってる私の方が尻切れトンボでは気持ちが悪い
ので、次回までお話は続きます。講座の補足の残りも、次回改めて
今回と同じような形でネタの間にちょっとだけ入ります。
それと前回色々と私事が忙しく公開出来なかったSDを公開します。
全部で4つになりますが、水中遊泳と雨の防波堤のSD2種について
はHSSNAに加えてScHS-Pが導入されている環境が必須となります。
導入方法の詳細は添付したレドメに記載していますので、各自で参照
のうえ再現して下さい。
①晴天の川辺
ご覧の様に配布用にデフォキャラにしたら、肌の色味がバラバラになってしまって
いますので、各自お手持ちのキャラに入れ替えて下さいw
つい先日4K肌+metaCurveを導入して初めて判ったのですが、
私の導入前のライト設定だと、4K肌環境の方にはかなり肌が白っぽく
写ってしまう様ですね。
ただライトの強さや色味の最適値はそれ以外の要素に拠っても各環境
で皆異なりますので、それぞれ調整をお願いします。ここでは反射光
の色味や角度・強さなどを参考にして頂ければと思います。
またポーズ単体としても、走っている女性ポーズ作りの際、ひな型の
1つとして使えるかと思います。
②シンクロポーズ
再現には最低限小字亭さんの「コンクリ壁」MODと、くぐつさんの
「スタジオフィルタ」MOD、それに雨宮さんの透過基本図形MODが
必要です。このSDは公開する予定は無かったのですが、良く着エロ
IVになどに登場するプールを再現してみたら、思いの他使い勝手が
良かったので、皆さんにも使って頂こうかと思った次第でw
横からアングルフォルダ内には、水中感を出す青緑色のスポット光
も設置してありますので、宜しければ色味の参考にして下さい。
③水中遊泳
こちらも主に水中での肌の見え方を再現するライト色の参考になれば
という意味での公開になります。
再現に必須なMODは雨宮さんの新しいスカイドームとPondscumさん
の泡MOD辺りです。またメインライトにScHS-Pの追加ライトを使用
している為、再現の為には従来のSD導入の他に、ScHS-Pのフォルダ
にもシーンデータ用のファイルをインポートする必要があります。
※実は4K環境導入後、導入前にScHS-Pでセーブした xml ファイルを
ロードしようとすると、そこでスタジオがクラッシュしてしまう状態
になったので、ファイルを新しい物に入れ替えています。(4K導入後、
新たにセーブした xml ファイルの読み込みなら問題無いようです)
同梱のファイル名が説明写真と少し変わってますが、中身は同じです。
④雨の防波堤
こちらもScHS-Pのライトを使用しています。もしSDを読み込んでも
キャラの影が薄くならない時は、ScHS-Pで影の強さを0.12ぐらいに
落として下さい。
SDに添付したテキストに、どのオブジェクトの色を変えれば良いかを
記載してありますので、このSDは今までオブジェクトの色味を変えた
事が無いという方に、ScHS-Pでオブジェクトの色味を落とすと、どれ
ぐらい劇的に見た目が変わるのかを体験して頂くSDだと考えています。
背景の空は配布に当たって簡略化しましたので、皆さんお好きな雨空
を配置して下さい。
以上4つ、いずれもポーズの流用やSDの改変などは、皆さんお好きに
改造して頂いて一向に構いません。また配布したSDに不備・不具合が
あった場合は、お手数ですがコメント欄かツイッターでお知らせ頂き
ますようお願いします。
尚、次回更新時にも引き続き何種類かSDを公開する予定をしています。
次回以降、私のSDの肌環境は「4K+metaCurve」という設定が基本に
なると思います。今の所①肌艶を上げ過ぎると金属的な見た目の艶に
なり易い ②肌面に出来るハイライトが8Kスペキュラに比べてかなり
ザラ付く印象がある ..等の問題点を感じていますが、もう少しの間は
この環境で色々と撮ってみようと考えています。
私のSDをご利用頂く際には、2018年4月以前と以降で、肌環境が
変わった点に、ご理解を頂きますようお願い申し上げます。
それでは皆様、良いハニセレライフを。
by moriguchi01
| 2018-04-12 07:00
| 撮影テクニック